Ghostwire:Tokyo 感想
Steam版でEasyで通しでクリア(幽霊回収率100%)した。
いわゆるフルプライスゲームをクリアしたのは久しぶり。ソシャゲばっかりやってたし、いわゆるクリアのある買い切りゲームは直近だとVampire Survivorsと溶鉄のマルフーシャしかやっていない。Steamで激安ゲームやったりOculusストアでVRゲームやったりDLSiteでアレな激安ゲームやったりしていたので。
フルプライスでコンソールでちゃんとクリアしたという条件だと、もしかしたらXbox360のベヨネッタかエースコンバットアサルトホライズンまでさかのぼらないといけないかもしれないな?
Ghostwire:Tokyoもセールで半額ぐらいになっていたので買ったのだった。「半額でもけっこうするなこのゲーム」って思いながら買ったのだ。
そもそもストーリーのあるシングルプレイFPSをちゃんとプレイするのは初めてである。だって一般的なFPSは血が出るしグロいしSwitchは持ってないからイカはできないし。さかのぼるとQuake2の体験版からこっちFPSやってないぞ多分。
でもこのゲームの場合レビューでFPS自信ある勢がぬるいぬるいあくびが出るつまらんつまらんとわあわあ叫んでいたのでFPSでもなんとか挑戦する気になったのだ。
- ジャンル。ホラーじゃなくてオカルト。君も霊能者になってばったばったと怪異を退治しよう。血まみれとかグロは限りなく少ないぞ。ゼロじゃないけど。なんか歩いてるだけで周囲が真っ赤になる強い雑魚がそのへん歩いてたりはしました
- 設定。真女神転生デビルサマナー好きな人は、オープニング時点の設定類似が気になるかもしれない。というかこの類似の路線でメガテンでFPS作れないかなあ。最終的にはこの設定も好きになった。
- ストーリー。レビューにもあるが、短い。というかメインストーリーだけ追うと本当に短くて、サイドストーリーを含めて主人公と相棒の関係がやっと立ち上がってくる程度。納得感はあるが、ビターな感じで全能感はない。
- アクション。EASYモードだったんだけど、5回前後全滅した。リソースの出し惜しみと操作ミスが主で、その時のベストに近い操作してたのに敗北したのは1回だけ。操作してて楽しい。落下ダメージがないとかストレスがかからないのも良い。ステルスからの即浄好き。お札は使いこなせない。
- グラフィック。雨に濡れそぼる現代渋谷。好き。
ってな感じだった。総合的に考えると、安売りで買ったので十分に得をした。定価だとうーん、ちょっと厳しいか?
ゲーム苦手勢に対する攻略アドバイスがあるとすれば、
- 戦闘中に回復アイテム切り替えるのは、回復アイテム使うボタンをちょん押し。長押しで使えるとは書いてあるけどちょん押しで切り替えってどこに書いてあるかわかんないレベルで説明がわかりづらい
- たまったチャージショットを打たずにキャンセルしたかったらガード
- 他のところの攻略情報にも書いてあるけど、スキル取得で勾玉を最優先で使うのは天狗呼び出し。ゲーム下手勢は天狗をそこらじゅうで呼び出せないと探索に支障をきたす
- 天狗呼び出しは高いところにカーソルを合わせて左トリガープラスAとあるが、それだと下手勢は呼び出せない。左トリガーを引きながら天狗がくるまで建物の高いところをなぞるようにカーソルを動かして天狗出現したらA
- 弓をひく速度を上げるスキルがあるのだが、これを最大にしないとゲーム下手勢が詰むイベントが4章終盤にあるので、そこまでには最大にしておこう。というかどうせとるなら早くていいんじゃないかとかは考えておいた方が良い。このイベントが上記でベストを尽くしたのに全滅したイベントである。ノーマル弓じゃ無理だったよ(最終的に弓スキル全部取得したうえでニンジャでクナイ投げた)
- 風のエーテルショットの連射速度を上げるスキルがあるのだが、どうせチャージショットしか使わないからいらねえや単発で撃たねえしと思ってとっていなかった。ところがチャージショットのうち初めからうち終わりまでの時間も短縮されるので早めにとっておいた方が戦闘が楽だった。
という感じだろうか。
Ghostwire:Tokyoみんなも買おう。
DIYでトイレ水漏れ修理
最近トイレで用を足していると流してもいないのに水が補給される音が断続的にする。
ボールタップが壊れていると誤解して新品に交換してみた。汎用の奴で大丈夫なので簡単に買えたのも良くなかった。
効果がなかった。
実はトイレというのは壊れ方に2種類あって、
- ボールタップが水を止める力が弱っているので上限を超えて水が補充される
- フロートバルブが水を閉じ込める力が弱っているので人が流す動作をしていないのにタンクにたまった水が減ってしまい水が補充される
があるのだそうだ。今回は後者だった。
トイレのタンクに貼ってある記号はSZ729Bとあり、これがTOTOの部品検索でなぜかひっかからない。ネット検索してみると修理業者のページとDIYで交換した人のページが出てきて型番が違う。前者の方がなんか高い部品使ってるんだよな。でも今設置されている部品と全然形が違う。
結局DIYの人の方を買ってみて交換してみた。THY418というやつ。ばっちりでした。
交換元のほうはボロボロで弾力もまったくなくなっていた。よくこれで水が止まっていたなあ。
ふんどしのはなし
ふんどしのはなしをする。
2月14日はふんどしの日なのだそうだ。いや語呂合わせもいい加減にせえよ。
まあそういうわけで、ふんどしを一つ買ってみるかと入手したときの話をする。
私は洗濯乾燥機でボクサーブリーフを洗濯したときのゴムのびろびろとした伸び具合に辟易していた。これはなんとかならんものか。
ゴムを使用しない下着はないものだろうか。
あります。ふんどしです。
買ってみるとえらいシンプルな代物である。腰のまわりに回して結べる長さのひもの真ん中に、手ぬぐいサイズの布がぶら下がっている。
まずは洗濯してみた。当然他の洗濯ものに混ぜて乾燥まで連続である。
確かにゴムはないので、伸びたりはしないのだが、ひもの部分がはちゃめちゃに他の洗濯ものに頑丈にまとわりついて千切らんばかりである。結構心配になるし取り出すときにまあまあ手間取る。この時点でゴムを使用しない下着を採用して主戦力にしようという計画はかなり暗雲立ち込めた。
しかし使い勝手がよければまだ挽回の余地がある。
そこで使ってみた。
布を腰の後ろに回し、腹の前でひもを蝶結びにし、布を股の下を通してひもの内側に入れ、前に垂らして装着である。
ここで最大の問題が発覚する。腰にくるのだ。
ふんどしがなくとも再現可能なのでまずみんな試してほしい。まず足をそろえてまっすぐ立つ。極力背筋を伸ばしたままを左手を腰の後ろにあてて、左手中指を股の下までスライドさせよう。その状態で右手を体の前から股の方にもっていって、左手中指に触れてみてほしい。ハイぎっくり腰。
いやこれ冗談でなく、まあまあの力が腰にかかるのだ。体が変な方向にひねられる。体の硬い者にはマジでキツイ。
「布を股の下を通してひもの内側に入れ」がこんなに肉体的にきついとは買ってみるまでわからなかった。負担を軽くして装着しようとすると、足をそろえて直立するのではなくて肩幅かもう少し開いた状態で少ししゃがみながらやる必要がある。姿勢を想像してもらいたい。江戸時代、って感じがしないだろうか。おひけえなすって。
ただ装着できてしまえばまあまあ快適である。ゴムの締め付けがまったくないし、布のあたりも心地良い。
問題はトイレである。特に出先のトイレだ。
まず、着用中は座って使うトイレ以外の利用は不可能である。パンツ…いやこの文脈だとなんかわからんな、ズボンと組み合わせたとき小便器が使用不能になる。真ん中にスリットがあいていないうえに、ゴムを使った下着のように下にずらすこともできない。伸縮性がないからね。よって、出先で用を足すためには必ず個室に入らねばならない。ちょっと不便である。
入ったら脱ぐのは簡単だ。腰の後ろからズルッと引っ張ればよい。ズボンだっていつも通りひざまで下げるだけでよい。ただしひもは腰の周りで不動なので、引っ張って出てきた布が便器の中に飛び込もうとする。布の行方に気を付けて腰のまわりにまき直し、ひもに絡めて軽く固定しよう。そうすればまあ用は足せる。
さて終わって、ウオシュレットも使い終えて、拭いて、立ち上がる。そのときに布の端の行方に注意しておいてほしい。はだけて便器の中に飛び込もうとします。ちゃんとつかんだまま立ち上がってほしい。さあ水を流せますね。
ここでまた注意。腰のひもから布を引っ張って固定を外した勢いで床に接触しかけることがよくあります。きれいな床ならいいけどさ、今メリーさん駅の個室トイレにいるの。誰がメリーさんか。
だから布の端をつかんだまま慎重に立ち上がり、床に接触しないように気を付けて掴んだまま股の下に誘導し、逆の手で体の前からその布をつかんで腹の前に
はいここで腰にきます。
少し前に足を開いてかがめば楽だといったな。足をそろえるときついと。
ついさっきズボンをひざまで下げるだけでよいといったな。そりゃ足首まで下げたら床にズボンがついてしまうからな。
対となる罠がコンボを発生させて腰痛不可避である。
正解は便器に座る前にズボンを全部脱いでフックにかけるかたたんで清潔で乾いたどこか、荷物の上などに置いてしまうことでした。いやこんなのわかんねーよこんなのやってみるまで。
ズボンが床でぬれる汚れる危険さえないのであれば、脚広げてスクワットして負担なくふんどしを再装着するのはなんてことはない簡単なことである。たたんであったズボンをはいて颯爽と社会へ復帰しましょう。
まあそんなわけで西洋風下着の方が劇的に楽なんだということがわかったのでした。めでたしめでたし。
シン・エヴァンゲリオンを見た
ンアーッ!
最後の方を叫びながら見た。映画館で観なくてよかった。
やめてくれないか!そういうつらい現実を突きつけるのは!
陰キャが奇跡的に天使みたいなパートナーを得ても子供が生まれたとしても何かの拍子に失った反動で世界ぶっ壊しかねないっていう話に今までの全てを接続するのは!
実現していないからこそ保たれているもしかしたらの希望を粉砕するのは!
そもそもエヴァンゲリオン初回放送時にかろうじて自殺してないぐらいの不安定な心を抱えて不安な未来に怯えていた青少年の俺たちに毎週やってくるかっこいい何かを提供して現世につなぎとめといて、最終回でわけわかんなくして、映画が出るたびに謎が謎で謎にわかんないまま謎で気を紛らわさせておいて、今提供するのがこれか!
ンアーッ!
お前これ俺たちがおっさんおばさんになってるから感受性が落ちてて耐えられたけど当時にすんなりまとめて提供されててみろ、めちゃくちゃ大変なことになったはずだぞ!どのように大変かはもう自分でもよくわかんないけど死人は出かねないんじゃないかと思う。カルト宗教はたぶんできる。
当時から今までにかけて全て丹念にゆっくりかけていった呪いを薄皮をはぐようにペリペリとやっていって最後現世に返還して叩き出される感じ、25年かけて到達した地点として大変に感慨深い。
うーんまあ作中、仮称綾波レイがああなっちゃっておおってところまでは普通にアニメ見てた感じあるし、決戦に入ってまだわくわくエンタメアニメ見てたなってなるはずが、心象風景の戦いに入ったあたりで憑き物落としモードに入ってなんだろう少年の自分のお墓参りしてる感じになった。なお特撮バックヤード描写めちゃくちゃにそれっぽくて笑ってしまう。
それにしても既存の、そしてこれから現れるあらゆるエヴァンゲリオンの可能性、同人もゲームもすべて含めて存在肯定したし、今回の映画は正解脱出ルートの一つを記して出口はあるんだよと紹介したようなことになっている。すべてを対戦麻雀に回収するエヴァンゲリオンがあったとしてもエヴァンゲリオンだしあらゆるBL本でシンジ君を幸せにしようとして実は自分が幸せになりたいカオル君の描写は完全に肯定されてます。アスカが「シンジ、特撮を撮るわよ!」って涼宮ハルヒみたいなことを言い出してもOKです。なんなら世界に呪いをかけてエヴァンゲリオンで週1回ウルトラマンやる世界に変容させてもいいし、仮面ライダーをやったっていい。ビルドファイターズになったっていい。最後雑に出口がなくて巻き戻りエンドにしとけば今回の映画にちゃんと接続されるからね。旧3部作もばっちりつながってるからね。
そして「理解のある彼君」がマジでアスカに急に出現して驚いたし結局シンジ君もマリが理解のある彼君じゃん。急になんなの君。
これがTV版の「おめでとう」に一切おいていかれない素直な「おめでとう」なのか。あーそういうことか。おめでとうすべてのシンジ君。ありがとうすべてのエヴァンゲリオン。
結論としては昔呪いにかかった人は見た方が良いです。見とけ。
エヴァQを見た
重い重い重い重い腰を上げてやっとエヴァQを見ることにした。アマゾンプライムで。「シン」じゃないです。それを見るためにやっとその前のQを見ることにしたのです。
破を見たとき、「エロゲの3周目」って感想を書きました。
やっぱQも同じかも。結局人類全滅ルートの旧劇場版から遠く離れた運命にはいけていないけど、ちょっとはマシなルートに入っている。破の影響でシンジにやる気は最初ある。折れる。渚カヲルと交流して、やっぱ失う。自分で失うんじゃなくて奪われるのはだいぶ違う。レイの真実をちゃんと説明されるのは大きな違い。やっぱ「エロゲの3周目」だよな。
あとシンジ君不在の単に人類がひどい目に合うだけの映画が何本か描写されずに消えてる感ある。
ただなあ、絵はすごい、外連味もすごいけど、理屈は後付けで単にその絵が描きたかったっていうストーリーマンガを苦手にしてるイラストレーターの絵みたいなの多くないっすか。序盤に出てきた通常の戦艦の3連主砲が動くとこなんて物語的にほぼ意味ないっすよね?空母が宙に浮いてる意味ありました?ヴンダー単なるマイティジャック好きが漏れ出ただけですよね?
まあいいや。来週シン見よう…
はてなブログ作るか
よし新しい場所にダイアリーから移行してやるぜって思ったらインポートの新規受付停止してんだけど。
Oculus Go 感想
顔につける何か、としては出荷時にかなりストラップ短い設定になってるので伸ばしたからかぶらないとノリでいきなりかぶっていろいろやって正気に戻って外すまで2時間ぐらいの間に頬にめっちゃ跡つくので注意。あと目の位置が本当に正しいのか何度も心配になって動かしてしまう。どこでも収まりは悪い。
目の位置が気になるのは、正面以外に目をやった時猛烈に色収差が見えるためで、収差も計算に入れてレンダリングしてほしいなと思ってしまった。しばらく使っていると目は正面だけ見て首を動かすようになる。
入手して電源入れて直後は圧倒的マニュアルなしセットアップ感にもたつく。ほんの少しのチュートリアルと設定後、世界にいきなり放り出されてしまう。目の前には有料のものが混じって並ぶストア風画面。とりあえずroomsとか開いてみるが、知り合いもいなけりゃ端末に動画ファイルもないわけで変なアバター作っただけで撤退。それはそれですでに時間かかったが。
無料コンテンツとしてストアから360度動画が結構見られる。空飛ぶ観測気球カメラのやつとかジェットコースターのやつとかジュラシックパークのやつとかNASAの星雲を飛び回るやつとか見て楽しめる。ここでさっき言った色収差がきになるわけよ。
平面のものも見たらどうかってんでとりあえず内蔵ブラウザでyoutubeとかamazon prime videoとか見るが、ブラウザの位置がちょっと近い!ストア画面もそうなんだけど、もっと遠くにある感じでいいんだけどなあ。まあのじゃおじ1回分とアニメ一本は見てみたが快適に見ることができた。あと変に筒状に丸まってるのでそこはちょっと動画用じゃない。
アプリで動画見る系のものをいくつかダウンロードして試したが、まずDmmのアプリはログインできなかった。360channelは実写動物とキズナアイのダイジェストとグラドル動画だがキズナアイは相当快適なものの実写動物は解像度の低さや圧縮ノイズが若干気になる。海外の動画だとあまり感じないのだがそれは相当サイズが大きいファイルなのであろう。
ニコニコVRであるが、通常の2次元動画を視聴する分には快適。ブラウザみたいに円筒じゃなくてちゃんと空中に大画面の平面テレビが現れる。こういうのでいいんだよこういうので。ただ、コメントは定型文から選択するしかできないようである。うむつらい。問題はVR用の360度画像で、解像度が全然足りないのかきつい感じ。あとMMDで目の前でダンスしてくれる系360度動画見たのだが、ものすごく近くで踊るように見えてしまうのでキャラが回るときに手刀が俺の首はねてる感じになる。またその状況だと、片目閉じてる方が360度動画は魅力的なんだこれが。ほんの少しだけ3D感が増すので。両目開けるとのっぺりした球体を中から見てる感が近い対象物だと強調されちゃうんだよな。一枚絵の360度画像は視差考えて作った立体映像ではないからね。対象物が無限遠な風景動画や塗りののっぺりしたカートゥーンだとこの感じは薄いのだ。
あとニコニコVRは動画探すのがつらいっす。マイページに行けないのでいつも見てるやつの続編が見られん。
とりあえず一通り無料でできるのは試した感じかなあ。あとは何を買うかだよねえ。