私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

現代の話なのに懐かしい文体

サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)

サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)

サマー/タイム/トラベラー (2) (ハヤカワ文庫JA)

サマー/タイム/トラベラー (2) (ハヤカワ文庫JA)

並。

文体が古臭い。主人公たちは平成15年の高校生なのだが、思考もやることも台詞も地の文ですら全て昔の大学SF研の雰囲気である。タイムトラベル物ではあるが、その能力それ自体についてはどうでもよい感が漂いまくり。ぐだぐだした部室の雰囲気とその崩壊を楽しむ作品で、それ以外を期待してはいけない。その点で究極超人あーるとか、げんしけんに通じるものがある。事件はおまけ。