かもめのジョナサン
- 作者: リチャード・バック,Richard Bach,五木寛之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1977/06/01
- メディア: 文庫
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未読だったことに自分でも驚いた。てっきり読んだものと。
微妙にスピリチュアル(笑)な一品だが、普通に面白い。キリスト教的文化とか仏教の影響とかアメリカ的な空気とか色々感じます。
映画のThe Matrixそっくりのシチュエーションが出てきて、ほほうあのシーンはかもめのジョナサンを参考にしていたのかと思ったりもした。
私には、通して読むとなんだかプログラマの成長物語として読めてしまう。ただただ組むのが楽しい、自分を高めるのが楽しい→馬鹿なことをやってるんじゃない客と喋ってこい受注とってこい下請けに押しつけろ工数高いんだからプログラミングは卒業だろ常識的に考えて。10年泥!10年泥!→ばかばかしい。俺は俺のやりたいようにやる!面白い新天地へ行くぜ!→幸せな日々→大事なものをつかむ、余裕ができる→「あの10年泥な現場を救ってやりたいんだ…」「馬鹿なことを言うな、愚かな者どもに君の貴重な時間を浪費するのか?」「でも俺は救いたいのだ」→ソロモンよ、私は帰ってきたーッ!
みたいな。そんな感じ。