私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

護くんに女神の祝福を! 6-12,番外編1-3

まとめて書いちゃうよ。
護くんに女神の祝福を!〈6〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈7〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈8〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈9〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈10〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈11〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈12〉 (電撃文庫)
護くんに番外編で祝福を! (電撃文庫) 護くんに番外編で祝福を!〈2〉 (電撃文庫) 護くんに番外編で祝福を!〈3〉 (電撃文庫)
本編は12巻で完結。番外編はまだ続く模様。評価をまとめると、並。そんなに悪くはないんだけど、あえて「買え!」と勧めるのもなんだかなあという感じ。


平凡でだだ甘いチョコレートパフェって、たまに食べたくなりませんか。このシリーズはそんな感じのシリーズです。
ライトノベル的設定は量産型な魔法学園ものの変形であり、多少の才能(おそらく現実にたとえると野球だったら甲子園行ける程度の才能)があれば誰でも訓練次第で超能力「ベアトリス制御」が使える、という世界。その他はほとんど現代日本。別に「ああっ女神様っ」のようにリアルで女神がいきなり降臨したりはしません。で、その世界でひたすら主人公とヒロインがいっちゃいっちゃいっちゃいっちゃするという内容のラブコメ。ベアトリス制御よりも手を握るだけで赤面して大騒ぎみたいなラブコメレベルの方がよりファンタジーだなあとか思ってしまいます。
ただ、本気で疲れたときとかはこういうのしか読めなくなるもんなんですよ。読むのに脳味噌全然要らないっていう。冲方丁とか乙一とかですら重いって時があるんですよ。