ドラゴンクエスト9をクリアしました。
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/07/11
- メディア: Video Game
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以下感想。ネタバレ有り。
- そんなに違和感なくドラクエでした。本筋のラストもそんなに悪くない。
- サンディは確かにうざいがまあネットで言われているほどにはうざくなかった。
- ドラクエといえばおつかい的クエスト連発だが、本筋と関わらないお使いとしての「クエスト」の内容がMMO、とくにクリックゲーくさい。特定のモンスターをn匹殺戮してこいとか、特定のモンスターを倒すと一定確率で落とすアイテムを数そろえてこいとか、特定のモンスターを特定のやり方でm匹殺戮してこいとか。特定のやり方ってのは「へそで茶を沸かしながら逆立ちして左足で回した傘の上でボールを転がしつつ龍を3匹笑い殺せ」みたいなそういう、その方法でする意味を感じられないものがふくまれる。
- 本筋終わった後に上記の「クエスト」がマゾいもの含め大量に用意されており、むしろゲームのボリュームとして本筋と匹敵するサイズになっている。「平和なクリア後の世界で遊ぶゲーム」になっているのだ。
- ストーリーは、日本のポップカルチャーにおける天使信仰を外国人に説明するためのサンプルみたいになっちゃってる。
- 人をこっそりさりげなく守護し助ける存在であって、キリスト教的な荒ぶる神の軍団ではない。
- 天使は有翼で輪っか付き。通常人の目には見えない。霊感のあるものには存在が感じられる。
- 三位一体な、神の手足で自由意志がないようなものではなくて、悲しんだり怒ったり勘違いしたり騙されたり反旗を翻したりする「美しく賢く強力な人間の上位種」
- コレ天使というより悪意のない天狗じゃねえかなあ。ハリウッド的、新天使。
- でもラストあの描写、実は女神が天使を大量殺戮してね?
- ラストダンジョンがゆとり仕様だった
- 短い
- 途中まで行くと入り口までのショートカットができる
- ボスが変身した後連戦ではない。1回城に帰る余裕ができる。しかもショートカットのすぐそばにボスが移動してくれる
- 他にもゆとり仕様
- MP回復薬が安価で大量に購入できる。ボス戦前に常に満タン可能
- HP回復薬も錬金で90程度回復する薬を大量生産できる。しかも今回は武器や防具がアイテム欄を圧迫しないので、アイテム全部を回復薬で占領可能
- 遅いキャラクタにAI任せにしていると敵からダメージを受けたそのターンに即回復してくれてしまうので、主人公が何も気にせず全突っ張りで攻撃専念可能。自分で全部命令するより戦闘がうまくいってしまうケースが多々ある。子供なプレイヤーはレベル上げてとにかく殴ってればよい。
- うれしい要素
- 装備品が全て可視化された。装備したアイテムのままの格好で戦闘、冒険できる。
- 悲しい要素
- 戦闘中の装備変更が武器のみ。「いのりのゆびわ」や「ちからのたて」などの使い勝手が微妙に。装備がアイテム欄を使わない今作では、やるとしたら多分全ての装備を組み替え可能になってしまうので、便利すぎると判断されたのだろうか。または戦闘の合間に鎧を着替えるのが画面に表示されてしまうので奇異だからか。