私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

懐古

優。
ダンボールの本を整理してたら発掘したので再読。
昔のSFってえのは、全くもってわけわからん観念的な作品と面白い作品がぐちゃぐちゃに短編集になってたりするんだな。というような名作。
1作品目のAll Kinds of Yesからして典型的わけわからん初心者お断りモノだが、いいから全部飛ばして「接続された女 The Girl Who Was Plugged in」だけは読んでおけ。これが75年の作品だってのが凄いよ。
しかしまあ、本当の俺は所詮P.バークであって、デルフィじゃないんだよな。このFrancisという人格もデルフィだし会社の俺もデルフィだ。MMOの俺も、家族の前の俺だってな。
でもP.バークをわかってもらう必要ってあるのかな?デルフィだって部分的には俺なんだ。いろんなデルフィ、俺様の部分集合。個々に俺様はここにいるんだ、こんな俺を知ってくれてな主張をしてればそれなりに満足できるんじゃないか?欺瞞か?