なぜ俺は発売日にゲームを買わなくなったのだろうか

ドラクエIIは発売日に買った。FF3も発売日だったかな。しかしFF12はまだ買っていない。FF11はやらなかった。FF10は中古で買った。FFX-2も中古で買って途中までやって積んである。

やれば面白いのは知ってるんだ。でも目の前に別の物があるから、値が下がるまでほうっておく。中古まで待ってしまうこともある。なぜだろうか？
私は根っからのゲーマーではないからだ。仲間と話す話題のためにゲームを遊び、仲間と競うためにゲームを遊んでいたからだ。だから今となっては、職場で特定のゲームがはやらない限り発売日に買うことはないだろう。

私の定義ではゲームを通して自分を鍛えるのが根っからのゲーマーである。シューターは弾幕やパターンを覚え、格闘ゲーマーは間合いと連続技を自分のタイミングにする。シミュレーションゲームが好きなら大局を見渡し先手先手を打っていく。FPSならマップの暗記に始まりパーティー戦術と超反応技術etc...
でも私は、不必要にレベル上げをして9999ダメージを出して遊ぶのがせいぜいで、あとはRPGの流れに乗っていただけ。ゲームらしいゲームの遊び方をしたのはバーチャロンぐらいである。でっかい筒とかでっかい球を倒すために鍛錬した。

自分の技術を向上させず、機械的にボタンを押すだけなら、RPGである必然性はない。
本で良いじゃないか。だから私は、今も昔も本を読む。
どこかに、私をゲーマーにしてくれるゲームはないものか？