パラサイトムーン

ギネアアブラヤシ教団推奨図書らしいのでまとめて買ってみた。

異能の存在に触れるとき、人は変わる。人の思いに触れるとき、異能の存在もまた変わる。強大な存在「迷宮神群」と人とのかかわりを通して人の心を描いたバトル小説群。

パラサイトムーン―風見鳥の巣 (電撃文庫)

前提知識から丁寧に導入した作品。孤島！

パラサイトムーン〈2〉鼠達の狂宴 (電撃文庫)

メンバーを大幅入れ替えで都市を舞台に。前作とのつながりはわずか。

パラサイトムーン〈3〉百年画廊 (電撃文庫)

1巻の主人公再び。時系列的には2巻終了後から6巻の後までかかってます。第1シリーズ完結。

パラサイトムーン〈4〉甲院夜話 (電撃文庫)

第2シリーズ。主人公が明確に交代。主人公がチームになってます。ライダーが戦隊ものになったような感じで。中華街バトル！
そして相変わらずヒロインはさらわれるものなのです。

パラサイトムーン〈5〉水中庭園の魚 (電撃文庫)

竜宮城！
続き、としか言いようがない。チャイナさんがレベルアップ。

パラサイトムーン〈6〉迷宮の迷子達 (電撃文庫)

第2シリーズ完結編。古城！
世界自体にも、かなりきっちりと解決に向けての流れが作られます。

6巻まとめて、評価は良。なかなかよい。
気になったのは

• イラストがあまりにもあっていない。もっと殺伐としていた方がよいのでは。
• 伏線をあからさまに貼って目立った形でわかりやすく使っている。
• 最初の二人の話がもっと読めるかと期待したが、ちょっと少なかった。第1シリーズのヒロインはちょっと舞台装置ぎみ。

というところでしょうか。