私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

ぶくまより

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Francis/20070205/1170692249

「なんのために」(NOV1975様)

これは難しい。私はなるべく「何らかの事態を改善したい」とか「共感を得たい」とかなんですが、実名論者の気持ちがまったくわからないので。
馬鹿を言ったら馬鹿といわれるし相手を蹴っ飛ばしたら蹴り返されるし嫌ったら嫌われるのが普通なんですが、実名論者って結構平気なのかなあ?
印象ではそういうことが良くあるのだが、炎上してる特殊な事例だけめだってしかも実名だったから記憶に残っているだけの可能性が高いか。
「相手より上回っていることを誇示したい」のかなあ。そうでもないのかなあ。

「保ち続けることができるか疑問」(westerndog様)

確かに。古きよき時代の世界観に過ぎないのかもしれません。

「担保の無さ」(otsune様)

それはあんまりひどくなってしまった名前は捨てて「再チャレンジ」を許すことはできないのでしょうか。
筆名の利点はそこかと。その代わり蓄積された信用もなくなる。

「知人に知られる」ということが暴走を防ぐ(小倉秀夫様)

…………。
John Smithさんには同姓同名が何人いますか。高橋良子さんには同姓同名が何人いますか。残念ながら実名は単なる日本語っぽい筆名に過ぎませんよ。単なる実名にそんな機能はない。
実名にリンクする物事を何もかもさらけ出してリアルの看板を背負って看板の攻撃力で闘えとおっしゃるわけですね。大学や資格や職場のランクを背負って言論をしろとおっしゃいますね。そういう言論空間においては「修士(工学)」や「情報セキュリティアドミニストレータ」より「弁護士」の方が上に見えるわけですよ。なにかあったらすぐ裁判で全身全霊をかけて闘え。リアルの看板しだいで色々考慮されたりされなかったり。はいはいそうでございますか。
まあまず何らかの裁判にかかわった時点で「人生オワタ\(^o^)/」になってしまう現状を理解して欲しいなあと。「私のほうが正しいのですが裁判を起こされたので行って来ます」「あーそうか明日仕事できないのねじゃあ君クビ」が普通のサラリーマンが想像する顛末なんですがー。
あと次に論理展開の整合性は看板に関係ないし、データの正当な解析も看板に関係ないです。むき出しの自分だけで勝負してくれませんか。この場合負けやすいのは入力に対して出力が一定ではない関数を持っている方です。

「誹謗中傷用HN」(小倉秀夫様)

筆名ではない無名(個体識別ができないID無しの名無しさんやAC)や、信用をつくる気のない捨てハンドル(よくいる”通りすがり”さん)が抱える問題。これは確かに問題。
投げっぱなしだった未検討な所です。実名論者は特にこれを嫌うんですが…私は嫌いじゃないんですよね。なぜ自分が彼らをさほど嫌いでないのかは、まだはっきりと言語化できていません。嫌なことをされれば嫌だけど、無名であったり「通りすがり」であること自体に嫌悪することはありません。説得に使えなくなる技が「ダブスタ直撃」だけだからですね。同じ論理で来ている人にはまとめて処理できる分楽ですし、捨てハンに関しては一つの話の流れの中では同一性を保っている場合がかなりあるために単純に筆名として取り扱ってしまえば問題ないからです。
…あと、完全にいわれのない誹謗中傷をされることに対して、筆名というのはかなり防御力があるのです。また、いわれのある誹謗中傷に関しては反省すればよいだけです。
というか、小倉様が誹謗中傷されているところを見たことはないのですがね。反論されているか、喧嘩をしている所しか見てないです。