私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

クロスカディア5,6

クロスカディア〈5〉月眠ル地ノ反逆者タチ (富士見ファンタジア文庫)

クロスカディア〈5〉月眠ル地ノ反逆者タチ (富士見ファンタジア文庫)

クロスカディア(6) 星メグル地ノ訪問者タチ (富士見ファンタジア文庫)

クロスカディア(6) 星メグル地ノ訪問者タチ (富士見ファンタジア文庫)

並。
というか、神坂一が私に合わないといったほうが良いか。
長らく追いかけていなかったのだが、ブックオフで見つけてどうやら6巻で完結しているのを確認し購入。
ストーリー通してみるとええーそういう終わり方ありですかー的。
神坂一のヒーローって最初から能力的に完成している場合が多く、敵が強大すぎたり仲間が強すぎたりして「本人的には頑張っているんだけど空気」になりがち。今回の主人公シンドレッドはまさにその極致で、序盤は肉弾戦で役に立っているものの終盤は戦闘において空気。といって心のありようが変わるかって言うと、最初から安定して主人公気質。うむ、なんて無力な主人公なんだ。
で、なにをするかというと「アイディア出し。」しかも戦闘の作戦ではなく戦闘終結時やインターバルにぽろっと提案するだけ。舞台装置的主人公。なんかそう考えるとちょっと面白い気がしてきたぞ!気だけだけど。