非モテベジタリアン仮説
このタイトルは字面だけ思いついて書きたくなったので書いた。非モテに関する議論の一連の流れをまったく把握してなくて内容が全くなくてもベジタリアンに詳しい人からの反論で炎上しそうでもなんでもよかった。今は反省している。
キーワードリンクによるページビューがほしいとか言ってないよ俺ッ*1 そもそもこの普段からすると異常な内容で集めてもしょうがないし。
えーとタイトルで拾っちゃった人が丸損しないように無理に話をでっち上げよう。
http://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060610/p3
はてなブックマーク経由でこれを読んだ。前から自分が考えていた事に、ちょっと通じる。「何で食わないの？」ということである。パンがないならケーキを食べれば良いのに。*2
パンがないなら芋でも小麦でも蕎麦でも粟でもひえでも、代用食料を食えば良い。コーヒーがなければ大豆コーヒー。飢えさえしのげれば、乾きさえしのげれば。*3それが仕事かどうか曖昧な趣味と重なる領域の情報収集であったり読書であったりライトノベル読みであったりゲーム*4であったり萌えアニメ消費であったり妄想であったりするわけだ。おそらく風俗であっても良いだろう。
これら私にとっての代替の欲望解消手段は全て相手の人格を必要としていない。いや、相手に人格がないから欲望をぶつけることができる。俺は何で結婚しないのか、それ以前に何で行動を起こさないのかという俺の問題行動の理由の一つが多分ここにある。相手が人格のある人間では尊重してしまって何もできないのだ。
コミュニケーション能力コミュニケーション能力というが、この問題の場合自分を高く売りつける技術である。
ここに自己評価の低さとなおかつ高望み*5という条件が加わると、主観的にはほとんど詐欺に近いことをしないと販売不能だ。そんな商品をつかまされる女性の身になって考えたら、もう何もできない。俺が他人に提供できる価値が少ないのにどうして相手から対価をもらえようか。*6騙しておいて幸せにするだと？どの口で言うのだ。ありえない。
こうやって相手の痛みを自分勝手に想像して行動しなくなることから、生物を殺して食いたくないという種類のベジタリアンを連想した。*7女性の社会進出の歴史を学び、フェミニズムをなるほどーと知り、女性と一緒に働けばもう無理。同僚だったり友人だったりしてある程度人格を把握してしまえば余計に、その価値の高さに足がすくむ。*8相手の価値がほしくても、自分を過大に売りつける行為に罪を感じる。殺さねば食べられないことによる葛藤と同じ。そんなわけで今日も、俺の心は急速閉鎖。サラリーマンエンジニアという仮面だけがにこやかに出社する。
*1:言ってる
*2:実はアントワネットじゃない。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88
*3:幸いにして全般的に欲の強いほうではないため、なんとでもごまかしが効く。睡眠欲も少ないので体調をうまく維持できず日常的に困っていますが。食欲もあんまりない
*4:エロゲは代表的な名作だけでもおさえたいのだがまったく手が回らない状態。時間くれ時間〜
*5:BMI24超えてる人は嫌だとか明らかなブスは嫌だとか馬鹿は嫌だとか
*6:この考え方は親族に厳しく批判されたがだったらどーしろと
*7:実際は生きているだけで免疫系が殺戮を続けている。
