私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

ブギーポップ14

良-。
少年と少女は互いを欲していて、それだけが支えだった。「世界の敵」は自分を含め何もかも滅ぼしかねなかったが、ただひとりの人間のために思いとどまっていた。しかしブギーポップは不寛容にも世界の敵を絶ちに現れて…?
久しぶりのブギーさんです。今回はひどく展開の狭い話で、あっさりめ。食べごたえがないのですが評価は一応、良にしておきます。
今回はオルフェウス(仮名)とエウリュディケ(仮名)の関係性だけに絞って話が進みます。与えて与えられる関係によって彼らは救われ勝利したのでしょう。生きる意味を相互に与え合う関係は良いですねえ。世界を救ったのは例によってブギーさんではなく人間の強さでした。