陰陽の京4
- 作者: 渡瀬草一郎,洒乃渉
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 文庫
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死んだ少女は、自分のことがわかっていなかった。
自分が恋をしていたことも。
自分が未練を断ち切らねば、死霊に残る恋は相手を殺してしまうことも。
主人公たちは優しい少女を力づくで消滅させたくはなかった。
少女が鬼と化す前にどうにかせねばならなぬのに、手を出しあぐねていた。
ついに少女が取った強硬手段とは?
そんな話を、電車の中で読んでいました。目がうるうるしてきたのでぬぐおうとしました。既に頬が濡れてしまっていました。あれあれ感情は動いていないはずなのに。
あとこの小説のサブテーマ:「赤ちゃんはどこから来るの?ヒロイン問い詰め編」
11で死んじゃった子ですら知識あんのに17で何もわかってないってどんだけお姫さまなんすか時継ちゃん。