私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

銃姫1,2,3,4,5,6

良。
とりあえず目の前にあった6巻まで捕獲してきた。
この本、タイトルとイラストだけで「読めそう」と勘が働いていた。たぶんどうにもならんグズグズのような作品であることはないと。
そしてそれは正解だった。
シリーズ通してちょっと違和感があるのは、シリアスな戦闘・戦場・日常パートと、恋愛・ギャグパートの落差がものすごい所ぐらいである。

銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)

銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)

設定解説と人物紹介である。
ファンタジーをひとひねりして「剣と魔法」ではなく「銃が魔法」となっている。ややゲーム的設定で、やろうと思えばTRPG等起こせそうな感じ。
庶民の生活レベルはえーと、西部劇よりちょっと緑が豊かって程度。科学技術は魔法をある程度組み込んだ形。
主人公、ヒロイン、主人公の姉の3人で旅をしているのだが、主人公の姉がひとりでシリアスのレベルを下げている。姉もただものではないのではないかという片鱗を見せる。ダークになってくる。デストローイ!姉の正体が大体わかってくる。えらく陽気な番外編。4巻との落差が凄いです。ラスボス登場。えらく盛り上がってまいりました!


うむうむ、このシリーズは「有り」だと思います。