ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇
ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 (Wild investors)
- 作者: 安間伸
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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確かコレ、小飼弾様の書評で見て買った。
すごく切れ味の良い本でずばりずばりと明快に切ってくれるのだがあまりに明快すぎてだまされてるんじゃないかとちょっと気になる。
なにせこの本によれば
- 金利がほぼゼロなのにたいていの人が預金に預けっぱなしなのも
- 投資が活発化しないのも
- 小飼様が投資するのにわざわざ会社つくってるのも
- 小飼様が金持ちになってから不動産を買うのに目覚めたのも
ぜーんぶ何もかも「この国のクソな税制のせいだ」ってわけなのね。
個人で投資する限り機動的に動けば動くほど節目節目でどんどん税を取られていく。損益の通算が極力起こらないようにトータルで損していても利益の出た部分で税を抜いていく。そんな現状をどんどん明らかにしていきます。
国のかたちをつくる重要な要素である「お金」を変にした結果、国の形をゆがめているのが馬鹿な税制なのだとし、ソレについて改善提案をしてこの本は終わります。
面白かったんだけど、なんか、投資に対するやる気失せた…定期預金でいいや…