私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

自己評価

加速度的に寝言になるので読んでほしいが読まなくて良いです。
俺は俺をひどく低く評価している。物心つくころから「俺はイマイチだ」と思い続けてきた。一言失言するとまあ15分はからかわれ続けるような子でしたからねえ。中学でもまあ既にオタクだったしスクールカーストという概念があったかどうかしらんが下層階級でしたよ。まあ金持ちだらけ学生の中にいる普通の収入の家庭だったしな。大学ではどれだけ自分が愚かか思い知ったよ。
俺が最後に暴力を振るったのはいつだろう。小学生のとき、満点のテストを「勉強するなんてくだらねえ」ってこき下ろされてからかわれたときに椅子を投げたっけ。中学でキャンプの最中土砂降りの雨が降ってきて、みんなが大型テントで遊びほうけているときに班長だからと個別テントの見回りに苦労して行って帰ってきたときに「とっとと見回り行って来い」って言われて殴ったのが人を殴った最初で最後かなあ。大学のときに頑張って勉強したのに身につかなくて単位を落として、次年度に勉強してる(つもりで問題集の前でぼっとしてた)最中に「遊んでないで勉強したら」とか言われて壁殴ったっけ。それぐらいだな。俺は態度の暴力と言葉の暴力を常に受け取る側だった気がする。
俺はこの世にいらない。必要ない。死んで良い。かわりはいくらでもいる。
だから闇に隠れてひっそり生きる。普通のサラリーマンのふりをする。匿名でこっそり心を主張する。よのなかのすみっこで。最小限のリソースで。
あらん限りの逃避を、あらん限りの沈黙を、あらん限りの隠遁を。
だから俺は本やゲームが好きだ。静かに静かに、閉じていきたい。別の世界へ、消え去りたい。この俺が誰かの見た夢だったら、どんなに良いだろうか。
ああそうか。だから俺は誰かの夢になれるなどと思わず、なろうともしないのか。この世に俺の夢がいるとも思っていないのか。やっと得心が行った。
だれかこの世で夢を見ようという方はいませんか。助けたいと思います。助けることを俺の夢にしてみたい。
そういえば既に仕事はそうなってるな。じゃあ仕事以外で。どうせ頼まれたら嫌なんて言える性格じゃないんだ。いきなり玄関に現れて「大学に行きたいから学費を出してほしいの」とか言われても出すどころか弁当まで持たせる気がする。ん、いいなコレ。押しかけメイドさんならぬ押しかけられパトロン。どうよ新ジャンル。つか物語的にはありふれてるか。
自信のないやつは俺の所へ来い。俺もないけど心配するな。見ろよひどい学校すごい世間。でもそのうち何とかなるだろう。