私は私だけのみかた

しかし真に利己的に行動することは尋常の知性では難しい。

ミミズクと夜の王

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

優+。
あらすじは書きません。とても書けません。本当に、本当に、ミミズクと夜の王でした。
読んでいる間、読み終わった後、本を閉じては胸にぎゅっとぎゅっと抱きしめました。
今ちょっと思い返すだけで、ああ。

あ。
一つだけ注意をしておくと、立ち読みしたり買って読み始めると、冒頭でミミズクの台詞回しがちょっとぎこちないように思えて抵抗があるかもしれませんが、心配しないでください。ダメなライトノベルによくある「日本語できてません」というような小説ではありません。小説の台詞回しがおかしいのではなくて、ミミズクさんの喋りが作品内の通常の喋り方にそっておらず、たどたどしいわけです。意図があってそうなっていますので、安心して読み進めてください。
買え。良いから買え。昼飯削ってでも買え。牛丼大盛りより確実に満たされます。